ライブハウスで出会った旦那との話

旦那との出会いはライブハウス

旦那とは、とあるライブハウスで出会いました。
正確には、大きなライブハウスにビラ配りに来ていた若手バンドマンが、後の旦那になる人でした。
私は中学生の頃からロックが好きで、大学進学を機に都会へ出てからというもの、休みの日はお目当てのバンドの為に東京やら名古屋やらへ遠征する日々を送っていました。

 


当時、大好きで追いかけていたバンドは、そのジャンルの中では中堅レベルのバンドで、今の旦那と出会ったのはそのバンドが初めて大阪でワンマンをするという日でした。
私はバンドのメンバーの1人に、ファン以上の気持ちを抱いており、本当に好きで好きでたまらなかったのですが所詮はファンとアーティスト。

 


そろそろ潮時なのかなーとモヤモヤした毎日を送っていました。
ついにやって来た大阪ワンマンの日。
初めての地方ワンマンということもあり、会場はほぼ満員。
私の位置からは大好きなメンバーが見えませんでした。

 


「彼の音が聴けたから満足だ」と、ライブが終わった後自分自身に言い聞かせてはいましたが、やはり楽しかったという気持ちよりも悲しい気持ちの方が勝ってしまい、早く帰ろうと思ったその時でした。
同じくバンドを通じて知り合った友達に呼び止められ、紹介されたのが後の旦那です。
当時友達はマイナーなバンドに通っており、彼はその友達が通っているバンドのメンバーでした。

 


自分たちの宣伝のため、同ジャンルの大きなライブがあった日はビラを配りに来ていたのです。
彼を初めて見た時に、直感というかこの人は何か違うと感じました。
その時に交わしたのは一言二言なのですが、貰ったビラを見て興味を持ち、彼のSNSをチェックするようになりました。
そのうち、ライブに行ってみようかなという気持ちになり、初めて彼のライブへ。

 


出演後の彼とライブハウスの外で他愛ない会話をして、とても素敵な人だと思ったのが最初でした。
そこから、彼のミュージシャンとしてではなく人柄や性格に惹かれていき、出会って3ヶ月で告白をしたのですが、「あくまでファンだから」と断られてしまいました。

 


しかし希望を持たせてくれるような言い方(今思えばこれからもファンとしてライブに来てくれるようにするためだったかもしれません)だったので、ここで諦めてはいけない!とその後も事あるごとにアタックを続けました。
時には傷つく言い方をされたこともありましたが、私の中には意地というか、どうしてもこの人でないとダメなんだという確固たる気持ちがありました。

 


1年以上のアタックの結果、「あなたには負けました」とついに折れた彼。
出会って4年経った今では、彼はバンドをやめ私の旦那となっています。